新春に思う(ショーウィンドウ トレンドリサーチ) 

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    新春に思う

     混沌のなかにも様々な期待感を持って2022年の幕が開きました。

    クリスマスには規制緩和のムードが漂い、街は久しぶりに人々で賑わい新年にかけて購買意欲も高まりました。しかし同時にオミクロン株の予想を超える広がりに不安感が広がっていることも事実です。

     日本海側での大雪は太平洋側にも移り、六日の関東の大雪は一時的にせよ暮らしに大きな影響を与えています。そんな複雑な日々の環境下ではありました、寒さ、温かさに左右されながらも季節は確実に進み、期待と希望をもって新しい年を迎えたといえます。

    ベーシックカラーが先行 黒の強さを感じる

     昨年は中止であった各所のイルミネーションが再開され、人気スポットがいくつもできレストランも賑わいました。新年の店頭は心なし華やかさが抑えられた感はありますが、心癒される温かさ、頬ずり仕度なるような柔らかさ、親しみやすいベーシックカラーが先行しました。アーカイブの現代版、アウトドアが強く意識されたスポーツはファミリーへと連動しています。ラグジュアリーブランドの中には黒を中心にミニマルやフューチャーリスティック、少し怪しげなムードを持つものが見られ黒の強さが感じられます。

     

    モチーフはベーシック中心に新しさも

    モチーフは多色使いの抽象柄からパッチワーク風、アート、絵画風など個性的な柄が沢山見られ、シーズンの華やかさを盛り立てていましたが、基本は花や植物をアレンジしたものが中心です。ベーシックといわれる伝統的なものに、自由な発想が加わり新しい技術や機能性を伴う素材が求められている、と新春の店頭を見ながら感じているところです。

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