メリークリスマス!(ショーウィンドウ トレンドリサーチ) (東京ウィンドゥディスプレイ)

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メリークリスマス!

今年も残すところあとわずか。色々と生活に変化のあった一年でしたが、それにも大分慣れてきた感もあります。世相を表す一文字は「金」。オリンピックのメダルや世間を騒がせたお金にまつわる話もあとを絶ちません。ファッションでもメタリックカラーの多かったこと、イルミネーションもゴールドやシルバーがキラキラと輝きクリスマス気分を盛り立ててくれています。表参道の交差点にはカルティエの大きなクリスマスツリーが飾られ、赤いボールと白いギフトボックスにクリスタルのライトが点滅する幻想的なシーンが印象的です。

 秋から冬への店頭は鈍いといわれながらも寒さを感じるにつれて防寒アウターが動き、ダウンなどの非ウールとウールのコート類が比較的好調です。昨年に比べて少しブレーキが緩んだ気がしますが、今シーズンはややスリムなシルエット、七分丈からショート丈(60~80cm)が中心で、軽く肌触りの良い素材が好まれています。

ブルゾンやニットトップ、ワンピースは大きな存在感があり、デザインされたニットは新しい一着を求める人には特に人気があるようです。

 この一年は例年のように洋服に代表されるファッションではなく、日常のライフスタイルの中で、又はSDGsの意を汲んだもの、コラボやリサイクルなど社会的なムーブメントを組み込んだウィンドウが沢山見られました。その中でも機能を充実させ、アートに触れ、新感覚をアッピールするクリエーターたちの商品に大きな魅力を感じます。

「語らずとも通じる素材の良さ」や「触って感じる素材のすばらしさ」「心にインパクトを与える美しさ」など、素材の底力を感じさせる今シーズンです。

11~12月の店頭の抜粋をご紹介します。

オススメアイテム

アダストリアっぽいアパレルメーカーのレディースブランドMDの主人公がメンズブランド立ち上げを目指すアパレルお仕事漫画です。作者は、20年以上アパレルディレクターをしたいたそうで、ユニクロらしきライバル企業や豊島株式会社らしきOEM商社が登場して、なかなかリアルです。

X(旧twitter)では、アパレル業界版「脳外科医竹田くん」などとかなりバズっていた「ファッション!!」サイコパス味のあるデザイナーに搾取されていく様子を描いたサイコサスペンス。実際の事件をモデルにしているらしく、こちらもリアリティあります。

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