
第28回となる「コットンの日」が3年の休催を経て5月10日、目黒の雅叙園でオンラインによる配信と併催で開催されました。
日頃慣れ親しんでいるコットンの最新状況と最近の取り組みについて講演がなされました。

目次
「コットンの日」2023
アメリカ綿最新情報
国際綿花評議会専務理事 Bruce Atherley 氏
今力を入れている三つのポイント
- サスティナビリティ
- トレーサビリティ
- サーキュラリティ
米国綿花市況の見通し
CALCOT社長兼最高責任者 Paul Bush 氏
・アパレル繊維業界に求められるサスティナビリティ
(株)ローランド・ベルガー ヘルス&コンシューマーチームリーダー
福田稔氏
コットンUSAソリューションの最新情報
国際綿花評議会 上席理事 Razvan Oancea 氏
USコットン・トラスト・プロトコル
40年の実績を誇るUSCTPは2020年にサスティナブルを意識した新しい基準を設け運用を開始した。2025年までの目標達成という中での現況。
・土壌炭素 30%up
・土地利用効果 13%up
・温室効果ガス排出 39%down
・土壌浸食 50%down
・水使用 18%down
・エネルギー使用 15%down
この活動に参加している企業は各ブランド(アパレルメーカー)、小売、サプライヤーなどで世界30ヶ国1200社を超える数となっている。
Tシャツデザインコンテスト&コットンアワード受賞者発表
恒例となっているTシャツデザインコンテストは25回目となり、プリントデザインに
649点の応募があった。その中からグランプリに選ばれたのは兵庫県の坪田到氏(33才)の作品。
デザインポイントは90年代のオーソドックスと現代を掛け合わせ、歴史が混在する世界観を表現。


2023年のコットンアワードは日向坂46の影山優佳さんが受賞された。



